「SOD(エス・オー・ディー)って、
なんか難しそうだけど、何かの略なんですか?」
「SODっていうのは、スパー・オキサイド・ディスムターゼ
(Super Oxide Dismutase)の略で、
『活性酸素を除去する酵素』って意味になるんじゃ。」
「へ〜、難しくてよくわかんないや。でも、このSODがあれば、増えちゃった活性酸素を減らすことができるんでしょ。」
「たしかにそうなんじゃが、SODは人によって強弱がある上、30才位から働きが弱まる、という難点があるんじゃ。
だから、同じような環境に住んでいてもアトピーになる人とならない人、シミができる人とできない人の差は、体の中でSODを作る能力の差からきていると考えられているんじゃよ。」
「ふ〜ん、そうだったんだ。
じゃあ、30才を超えると
みんないろんな病気になったりするのも、
体の中でSODを作る能力が
30才位から弱まるからなの?」
「そうなんじゃ。30才を過ぎて、病気になりやすくなるのは、
体の中でSODを作る能力が弱まることと関係してると言われとる。
女性のシミ、ソバカス、シワや老化なども このSODの減少が大きく関わっていると言われてるんじゃよ。」