TOP  << 『丹羽がん療法』出版記念 新宿NSビル30F スカイカンファレンスホール

   
 
『丹羽がん療法』出版記念  丹羽耕三博士講演会
(2013年2月21日) 新宿NSビル30階スカイカンファレンスホールA・B)

 
 

 

国際がんがん学会で認められた丹羽療法

 

 丹羽でございます、お待たせしました。今日はいいお天気ね。今、出てきたときにね、寒かったけど、お日さんがずっと高くて、ポカポカしてね。新宿を昼間のんびり通るのも何十年ぶりだし、建物見ながら、東京駅に高いビルが出来たから、そこでも行って遊んでこようかと思ったら、いやいやいや会場に行けと。
 後ろから拝見したら会場いっぱいになってるから、後ろから見たら満員だし、ちょっと待て待て待て、どんな方が来ているかなと思って、女性もたくさんいたから美人かなと思ったら、後ろから見たら全然見えないからな。前に来たら…、女性には間違いないけどね、ちょっと美人かどうかは??? 

 普通は雑談から始まって、丹羽節が始まって、「今日ご参加の方はブスだから、百まで生きるよ、美人薄命だから」ってやるんだけど、今日は、本のことだけ話せと言われるし、時間も限定されておりますので、白井君の言う事を聞いてね。
 本の話だけど、時間がないので100%は話せないんだけど、僕、一番嬉しかったのは、今まで30年こういうことやってきまして、抗癌剤はガンは小さくなるけど、人間も一緒にやっつける。ある程度小さくなったら、人間が死に掛かる。途中で止める。止めたらまたガンが大きくなると、2、3ヶ月でね。ガンが倍になってる。また抗ガン剤をやるわけだ。ガンは小さくなるけど、ガンがゼロになるまでに人間のほうがゼロになるからね、髪の毛抜ける、ゲーゲーゲーになるからまた止める。「小さくなった小さくなった」ってお医者さんは患者さんを喜ばすけど、結局、苦しんで止めて、最後は苦しんで死ぬんだと。

 本に書いてあるけど、どうせ皆さん英語の論文読んでくれないと思いますけどね、何十もの英語の論文ね。国際ガン学会の欧米のガンの専門医、大学教授が異口同音にね、胃ガン、大腸ガンが肝臓、肺に行くでしょう、抗癌剤をやると1年2ヶ月、3ヶ月苦しんで、止めて、苦しんで止めてね。小さくはなるけれど、延命効果はわずか2、3ヶ月や。一流の国際医学雑誌で、”only afew months extra survival“いっぱい書かれてるんや。欧米では12年、3年前から進行ガンの診察するでしょ、ファーストチョイスで抗癌剤はやらない。どうせ死ぬんだから、苦しんで死ぬんだから。日本のお医者さんだけ、ガンだから抗癌剤。健康保険が利くから抗癌剤。苦しんで死のうと死ぬまいと関係ない。

 

 ただね、6つか7つのガンは、今ね、抗癌剤で苦しみますけどね、10人中7、8人よ、10年生きる。2、3人は駄目ですよ。苦しんでも10年、20 年生きるなら抗癌剤をやる。大半のガンは、90%のガンは、わずか2、3ヶ月余計に生きるだけで、苦しんで死ぬ。馬鹿なことは止めとけ。これが日本の、世界のガンセンターのやり方だからね。

 30年前からこういうことをやってきまして、かなり僕の治療は効いている。
 日本のお医者さんは、抗癌剤使う医者は、ガンセンターで余命3ヶ月と言われて、うちへ入院しに来るやろ。半年一年生きるわけや。そこのお医者さんのところに帰るやろ。自分が余命3ヶ月って言った患者が一年生きて帰ってくるやろ。格好つかんわけじゃ。それでデータ見て、「丹羽の治療は何も効いておらん」とボロクソに言うわけじゃ。
 せっかく良くなった患者さん、ガクっとくるわけや、みんな。そればっかりやられるわけじゃ。「あいつのやることは学会で認められてない」と、「ええ加減なことばかりや」と悪口ばっかり言うから、何とか、ガン学会、日本を通り越して、国際ガン学会でね、サーティフィケーション(認証)もらおうとね何遍もトライしたんや。国際ガン学会の一流の雑誌はみんなね、審査員が30人ぐらい付くわけや。全部ね大学教授が抗癌剤をやってるわけや。それを僕が「抗癌剤ダメだダメだ」と書くやろ、それだけで落とされるわけや。

 もう一つ大事なのが、プラセーボ言いましてね、一流雑誌はね、日本の三流雑誌はそんな事言わんのだけどね。国際ガン学会の一流雑誌はね、内科の学会でもそうだけど、プラセーボ言いましてね、例えば、ある薬が効いたという場合にね、同じような形をしてね新しい抗癌剤があるよね、これが効いた言うね認証を取った時にね、同じような形してね、中にメリケン粉入れとくんや。百人に飲まして、百人に本物飲まして。その差がどんだけ開いたかって調べるんや。
 私の患者さんね、もうねえ余命3ヶ月がほとんどなんや、全国札幌から沖縄までね。私の薬飲ませなかったら皆死ぬんや。そんなのね、見す見す死ぬこと分かってね、なのに殺せませんよ。プラセーボ絶対止めた。だから取ってくれない、ずっとね。どうしても取ってくれない。何遍もトライしてる。
 審査員の中に親切な人が一人いてね、「あんたの薬は確かに効いてる。化学薬品じゃないけど。特に肝臓ガンが目立って効いてる。だから他のガンは捨てて、肝臓ガンだけにしぼって出しなおせ」と言われて。

 肝臓ガンってね、手術できない肝臓ガンあるでしょ、大きなね。手術できるのは別よ。外科的処置ができない大きな肝臓ガンは、なったら、大体、世界で平均一年で死ぬんや。僕はそういうシビアな、手術できない患者さんだけを101人おったがな、ひろってね。データ出した。10年間の。そしたらね、みんな一年で死んでるのが、うちは75・5ヶ月生きとるな。冬虫夏草とか一番いい薬を出して。6倍生きとるわけじゃ。

 それを出して、やっとプラセーボのテスティングもできたこともやらずに、抗癌剤ダメだダメだと書いた私の論文が、やっとね初めてね、西洋医学の雑誌に載ったということで、非常に嬉しいわけであります。
 今ね、第二弾がね、今、肝臓ガンだけにしぼったでしょ。それ以外もまとめて、勿体無いからね、イギリスの雑誌に出してる。あと半年ぐらいしたら論文になると思いますわ。私のここ10年間の雑誌、ほとんど出ると思います。

▲TOP

 

 

初めて知った患者の家族の悲しみ

 

 ガンにしぼって、いらんこと言うなと言われてるからね。去年(2012年)の11月、80歳になったんじゃ。53年前に大学出た。大学でね、ガンには抗癌剤、難病・膠原病はステロイド。これ、常識でね、53年経って医学が進歩したよ。遺伝子も解明されて、病名も全部分かってちゃんと分類されとる。最近は、iPS細胞とかね、医学の進歩、もう目を見張る。
  私も西洋医学大好きなんでね。「丹羽のやつ、漢方ばっかりやってて、西洋医学の異端児」とか言われてる。とんでもない、西洋医学大好き。ただね、変わってないのがガンの治療だけ。ガンだから抗癌剤。健康保険が利くから抗癌剤。53年苦しんで指導して、これしかやらんのじゃ。

 私もね、医学部卒業してね、おかしなことやるな、医者ってね。東大、京大出た秀才の大学教授がね、ガン学会作ってね。幼稚園の生徒が聞いても分かるような馬鹿なことね。「あんた、抗癌剤使うよ、ガン小さくなるけど、人間のほうが苦しんで、あったり前のこと」どこ行ってもこれしかやらんのよ。
 俺は嫌だったけど、大阪赤十字入ってね、抗癌剤嫌や言うたらクビになるから、しゃあねえから一緒にやってきたんじゃ。何百人も進行ガンで全部死んだよ。後でカルテ出してみた。抗癌剤使って死んでいったガン患者さん、直接ガンで死んだ人は一人もおらんのじゃ。みんな抗癌剤で死ぬ。当たり前ですよ、人間のほうが先に苦しんで死ぬ。
 ガン患者さん、抗癌剤で苦しめて殺して、訴えられてる医者なんて、一人もおらんのじゃ。薬の副作用で患者さん殺したら、1億円取られるぞ。抗癌剤で苦しめて殺してみ、どこ行ったってこれね。私も嫌やったけど一緒にやってた。他人様苦しめて殺してとった。

 ちょうど30年前にね、私の一番可愛いかった長男が小学校2年生、白血病になったんだ。私は当時はね、抗癌剤しかないし、親子だから家で注射しようかと思ったけど、暴れ回って注射もさせんから、高知医大に預けた。高知医大の主治医の白石先生、「丹羽先生の子供や、殺したらいかん」、抗癌剤しかないわけや、ジャンジャカジャンジャカやるわけや。
 言うとくけどね、子供ってね、割と抗癌剤に強いんだぞ。何故か分かる?65歳過ぎたらダメよ。子供はね成長期にあるから、どんどん新しい細胞が出来てくるからね、少々抗癌剤で副作用が出ても修復がきくんだ。
 65過ぎてると、副作用出ても老化してるから新しい細胞出来てこないから、そのままでドーンと行ってしまう。
 初めの半年ぐらいはね、髪の毛が抜けてね。半年過ぎると子供もダメ。大人もそうだけど、抗癌剤の副作用でムカついて飯食えんようになる。大人はムカついてご飯食べられない、食べないと元気にならんから、理性で食べようと努力するけどね、子供には理性なんて無いから、ムカついたら終わりですわ。口一文字、ギューーー。氷水とジュースしか飲まんの。さあ1ヶ月、2ヶ月する、あばら骨が見えてくる。足の骨と皮がくっついてくる。骸骨じゃ。

 私が見舞いに行くぞ、折れそうな足をバタバタさせながら、剛士は抗癌剤のアドリアマイシンの赤い点滴をやられとる。私の顔を見たら、剛士は「父ちゃん、心臓が苦しいよ!お腹痛いよ!助けてくれー」骸骨が足をベッドの上でバッタコバッタコやるわけじゃ。亡くなる2ヶ月前になるとね、血小板といって出血を止める大事な細胞が、ほとんど血小板がゼロ。ここらは全部青染みの斑点。お尻も太もももみんな紫の斑点。口は血の塊。肛門の出口は血の塊。胃と腸と食道は抗癌剤に掘られて血だらけ、穴だらけ。お茶一滴飲ませてもしみるから「ギャー!」と言う。

 いよいよ亡くなる4日前。その時の生き地獄をね、『白血病の息子が教えてくれた医者の心』、僕、書いた本が20冊ぐらいになるんだけど、17、8年前に出て、一時ベストセラーになった本。僕ね20冊、本書いたけど、これが一番僕のハートが出てるかな。
  これはうちの子供の生き地獄のね、僕は子供がね白血病になるまで23年間ね、色んな患者さんを治療してきた。ガン患者さんも何百人診た。進行ガン、末期ガン、皆死んだ。死ぬ時だいたい分かる。僕はね、患者さんには死ぬ言わんよ。何で。俺言われたら嫌。皆さんどうする?あと1ヶ月で死にます。どうしますか?あと1週間で死ぬ、明日死ぬが分かるんやぞ。こんな残酷な話し無い。自分の運命は知ったらいかん。家族には言う。

 いよいよ胃ガンの末期のね、55、56歳のね。腰の骨までガンが転移したおっちゃんが入院したりする。奥さんだけ診察室に呼んで座らせて、写真見せてね。「奥さん、3ヶ月一生懸命にやってきたけどね、この写真ちょっと見てくれ。いよいよガンが大きくなって、胃の出口が全部ガンで閉鎖された。出口が無いから、何食べても吐きますよ」と。胃の後ろの腰の骨、坐骨にガンが転移して、坐骨の中には坐骨神経といって、腰痛い、足痛い起こす一番太い神経が入っとる。これにガンが絡み付いて「痛み止めは何も効きません。あと3週間です。諦めてください」とやるわけじゃ。

 10人言うと、5人は諦める。あとの5人は諦めん。何でじゃ。何ぼ言うたって分からん。頭では死ぬこと分かってもね、心じゃ分からんのや。やっぱり日本人や。もう馬耳東風、何ぼ言うたってダメや。3時間前に印籠渡した奥さんがね、何十人の患者さんが、何時間かひしめいて私の診察を待っとるんやで。
 それをね、3時間おきに診察中の私の中に入ってきて、順番も待たずに、診察中の私のワイシャツの袖を引っ張って、「先生ー、うちの父ちゃん、何で飯食わんのじゃー。お粥一口でも食べられんやろか。痛んで痛んでたまらんのや。何とか痛みが無くならないですか」私の袖引っ張って連れて行こうとするわけや。待て待て、この奥さん、何すんじゃ。3時間前に胃の出口が全部詰まった。出口無い。何食うても吐くんじゃ。何がお粥じゃ。腰の太い神経にガンが転移して、痛み止めも効かん。あれほど言うてんのに…、言い合いしたらけんかになるから、病院中をぐるぐる回って逃げ回っとんたんじゃ。

 

 

 

我が子の最期に見た地獄絵

 

 さあいよいよ自分の子供が追い詰められたとき、剛士の白血病のガン細胞が90%を超したんじゃ。そんとき、ありとあらゆる抗癌剤に耐え忍んで、生き延びてきたガン細胞が90%。もう絶体絶命なんやで。僕は医者だから誰よりも分かる。
 飯食わん、何にも飯食わんのや。あばら骨が見えて骸骨ね。一流の医者が抗癌剤やるやろ。骸骨がベッドの上でバッタコバッタコ暴れる。親にとったら、身を千切られる思いなんやね。もう生きる死ぬなんか関係ないんじゃ。今の一瞬ね、筋肉1p、血液1t増やしてやろう思って、さじ持って、箸持って、お粥一口、オレンジ8分の1食わしたろ思ってね、口のとこ持っていく。食わん。ギュアーーー、怒ったり、すかしたり、おだてたり。必死になって30分、40分繰り返すわけじゃ。
 
  主治医の白石先生、婦長さんがね、ドアの外から馬鹿にした顔でわしの顔を見とるの。僕は大体透視がきく。この人何考えてるか、大体分かる。白石先生、婦長さん、「この丹羽先生、国際学会の招待講演まで受けて、国際の一流の雑誌に60以上の研究論文を書いてね。医学の粋を究めた先生がね、子供さんの血液のガン細胞が90%を超えてね、さじ持って、箸持って、お粥一口食べさせようとしてね。
 こんなことやって、どんだけ子供さんの延命効果あるんや。馬鹿にした顔でわしの顔を見とるんじゃ。分かっとるわ、わしは医者だから。頭では分かっても、心では分からんのやで。やっぱり助かってほしいの。もう理屈も何も無いんじゃ。もうとにかく神様ね、もう一日でもいい、一時間でも奇跡を与えて、どうか延命させてください!もう残された家族にはその気持ちしか無いのよ。理屈なんか無いんだよ。

 今まで末期ガンの患者さん、わしがダメじゃダメじゃ言うてもぶら下がってくる。「うるさいな、うるさいな」と病院グルグル回っていたけど、私はその時、初めてね、ああ今まで亡くなっていく家族、わしが何ぼダメじゃ言うてもぶら下がってきた。それはね、亡くなっていく患者さんの家族のね、最期の心なんやて。これだけは大事にしてあげなけりゃいかん。

 

 僕は目が覚めて、子供が亡くなって30年ね。僕はどんな気持ちでね、全国札幌から沖縄までね、何千人の進行ガンが掛かり、うちはいつも50、60人の余命3ヶ月の末期ガンの患者さんが入院してますけど。私のここ30年のこういうね、祈りの気持ちでね、患者さんと家族と接しとる。ということが『白血病の息子が教えてくれた医者の心』によう書いてます。良かったら買って読んでください。

 私はね、子供で初めて目が覚めた。この本にもうちの子供の写真が出てくるな。目が透明で綺麗な目をしとるよ。皆さんの目玉もね、上から小さな筋肉で支えられてるよ。亡くなる4日前やったね、1年3ヶ月繰り返した抗癌剤でね、目玉を支えている筋肉がもうボロボロになってきたんや。ガンが脳に移転した。目の後ろまで回ってきた。亡くなる4日前に、支えてる筋肉がボロボロになってきたんでね、後ろに回ってきたガン細胞に目玉が4p、5p前に突き出された。ドーンと飛び出して垂れ下がった。生きとるよ。

 生きとる目玉、プルンプルンプルンプルンやりながらね、私の膝の上でね、「父ちゃん母ちゃん、苦しいよー、助けてくれ!!」言うて暴れ出した。後ろへ反り返る。うちの女房なんかね、「どうせ剛士は亡くなること分かっとるけど、あの可愛かった剛士が、なんでこんな鬼の目、仁王さんの目」布団かぶって泣きじゃくって寄り付かんのじゃ。
  わしは他人の子じゃない、自分の子供。目玉がドロンと飛び出してね。「父ちゃん母ちゃん、苦しいよー、助けてくれーーーー」と反り返って向こうに倒れる。右の手で剛士の背中抱えて倒れんようにして、目玉見たら気持ち悪いから、目玉だけこっち(左)向いて、顔だけ背けてグーっと支えるんじゃ。
 目が飛び出して閉じないから24時間寝ないんやで。24時間バッタバッタ暴れる子供を抱えて忍の一字。グアーンと辛抱する。4日目に剛士の肩が抜けた。顎が”ガクン“言うたんじゃ。はっと見たら、パアーっと血を吐いて、吐いた血の海の上に飛び出した目玉と額をくっつけて、”バッチャーン“となって死んどる。高速道路でダンプカーに猫がひき殺されたのとまったく一緒。

 皆さん、放っといてなったのと違うんだぞ。皆さんがみんな行っとる天下の大学病院、がんセンターでやで。現代医療の最高といわれる抗癌剤の治療をやってきて、1年3ヶ月掛けたのに、「神様、僕は医者だから、この子がダメだというのはよう分かってます。分かっとるけどね、5人の子供の中で、この子が可愛くて可愛くてたまらんのやと。神様どうか、命だけは奇跡を与えて助けてください。」1年3ヶ月お祈りしながらやってきた闘病生活の結末が、高速道路でひき殺されたダンプカーの猫じゃぞ。

 わしはこれ見たときに初めて目が覚めた。今まで亡くなってきたガン患者さんに、なんぼ東大言うたって、慶応言うたって、がんセンター言うたって、みんなその死に様ですよ。これがね抗癌剤の全てやと。わしはそこで初めて目が覚めた。もう絶対抗癌剤だけは止める。

 というてね、漢方、健康食品、わしも最期に使ったんじゃ。することないからね。フコイダンとかね、むちゃくちゃいっぱいあるわね。値段は高いけどね、副作用は無い。ただ何にも効きません。これも人を救わんのじゃ。と言うて私は抗癌剤だけは嫌だった。「待て!確かに今ある漢方的なもので、いっぱいあるけど効かん!もうちょといい自然の治療法は無いか。無かったらどうやったらそういもの出来るだろう?」

 

 

愛児の十字架の苦しみが今日の丹羽療法を

 

 

 子供が亡くなって30年。大学病院並みの研究所も設備も半分以上動員して、お金もここ30年間1億2億と違うぞ。20億以上の私の金、大事な患者さんのために、銀行から何億という借金をしてね、全部それに投入して、何とか副作用のない漢方的な薬を作ろうと必死になって研究してね。22、3年前からちょこちょこっと効く薬が出来だして、この7、8年前からは、がんセンター、大学病院で余命3ヶ月と言われてね、抗癌剤で髪の毛抜けて、うち来るよ。

 10人来るぞ。3人は死ぬけどね、3人はまあ何年かは生きて。4人は死ぬのは死ぬけどね、3ヶ月で抗癌剤の副作用で苦しんで死なずにね、半年、1年、2、3年苦しまずに生きて、全国に帰ると。そういう治療方法を開発して、今は札幌から沖縄まで、千人から二千人の進行ガンの患者さんをかかえてね、私の副作用のないガンの治療をやっとるの。今は250人のお医者さんが私の門下に入って、丹羽療法研究会をやっていただいてる。
 僕は西洋医学をやってきてますから、そこらの漢方のお医者さんと違うよ。CTも撮るし、血液の検査もする。科学的根拠の元に診断、治療してね。5%は化学薬品使いますよ。抗生物質、熱冷まし、痛み止めは使いますけど、使ってる薬の95%は副作用のない漢方的な薬を、非常に効くようにする加工方法を会得してね。特許も20数種類取ってる。今は、何千人の患者さんをかかえて、難病、膠原病、ガン…を治療しています。

 
 30年前は必死になって、2年3年間、ガンの薬を作ろうとやってた。やっているうちにね、色んな薬が出来て、「待て待て待て、今度出来た薬、リウマチに使ってみよう。
 待て待て待て、今度出来た薬、活性酸素をよう落とすから、アトピーの軟膏に入れてみよう」色んな薬が出来だして、22、3年前からガンだけじゃなしに、ガン、膠原病、難病、リウマチ、ぜんそく、アトピー、95%副作用のない漢方的な生薬で治療するという丹羽療法を完成して、全国展開してやっとる。というのが私の治療になります。これが私の自己紹介。今の丹羽療法の基本は、30年前の子供の十字架にあったということであります。

▲TOP

 

 

抗癌剤でガンがゼロより先に、人間がゼロに

 

 

 よくね、皆さんな、お医者さんは一般に、抗癌剤でガンは縮小、小さくなるよ。でもゼロにはならんのじゃ。ガンがある程度小さくなったら、同じ体にある人間の細胞がほとんどやられるわけじゃ。死に掛かる。これ以上やったら髪の毛抜けて、飯食えん、ゲーゲーやる。これ以上やったら人間死ぬから止めるわけじゃ。止めたらどんどん大きくなる。また抗癌剤やる。小さくはなるんや。ただね、ガンがある程度小さくなったら、人間のほうが死に掛かる。

 抗癌剤でガンがゼロになったら、人間のほうがとっくの昔にゼロになるわけや。これは、自然の2つの力関係で当たり前のことなんや。お医者さんは写真持ってきて、「あなたね、何言うとるんじゃ。何が抗癌剤止めや。見てごらん、これだけあったガンがこんだけ小さくなっとんや。ようなっとる、ようなっとる」それ見た患者さん、「そうですか。ありがとうございました、ゲー。ありがとうございました、ゲーゲー」ある一定以上小さくなる。人間が死に掛かるから止める。またガンが大きくなる。また抗癌剤やる。また患者さん苦しみ出す。お医者さん説得する。「ありがとうございました、ゲー。ありがとうございました、ゲーゲー」

 もう結局ね、大半のガンが抗癌剤で縮小はするけど、結局苦しんで死んで、延命効果はほとんどないんであります。延命効果があるガンが7つ8つある。それ以外のガンは、10年20年生きるガンがあるんじゃ。

 @手術だけで治癒する癌:乳癌、子宮癌、直腸癌、甲状腺癌、精嚢癌、前腺癌。
これね、10人中2人か3人はもう手遅れで、見つかった時にはダメですよ。初めに出て、どこにも転移してないやつね。10人中7、8人は手術だけで治る。特徴がある。お乳、甲状腺、体の中に無いんじゃ。飛び出しとる。それと、子宮、直腸、精嚢、前立腺、一番下、端っこにある。体の中央から離れてるでしょう。早めに手術したら割と治る。

 A抗癌剤、放射線療法、骨髄移植で長期延命の癌があるんや。主に血液の癌。悪性リンパ腫など。10人中7、8人よ。抗癌剤で苦しむけれど、10年20年生きる。10人中2、3人はダメよ。
 だからね、僕は抗癌剤反対だけど、何で?苦しんで死ぬから。それでやりたかったらやれと。苦しんでも生きるからよ。ただ、10人中2、3人は苦しんで死ぬぞと。だからね、一応やってみて、苦しむと。うまくいったら、続けなさいと。10人中2、3人は効かん。効かん人は止めて、うちに来なさい。ただね、私の丹羽療法は、特にAの癌は初めから抗癌剤使わずに、22人中17、8人は抗癌剤使わずに元気で生きております。

 

 だから初めから苦しむのが嫌だったら、うちへ来いと。お金が無くて、健康保険が利いて、苦しんでもいいなら初めからこれをおやりなさい。10人中2、3人は効かん。効かんかったら、うち来いよ。僕は絶対、抗癌剤反対と違うんだ。苦しんでも生きるならやれと。あとはダメなんだ。

 C抗癌剤をしても短期間しか延命しない癌(延命効果のない癌)。小さくはなるんやで。結局ね、治療せんかった患者さんが1年で死んだと。抗癌剤で1年でダメだと。”only afew months extra survival“馬鹿なことは止めとけ。欧米のガン専門の大学教授が異口同音に、いっぱい論文を書かれてますよ。馬鹿なこと止めとけと。

 特にD、どんな抗癌剤治療でも早期に死に至る癌。膵臓癌、胆のう癌、胆管癌。世界で5年生存率ゼロなんや。膵臓癌、発症してから大体6ヶ月から10ヶ月で死ぬの。胆のう癌、胆管癌、発症してから10ヶ月から1年半で死ぬんや。これもう決っとるんや。ところが、欧米では12、3年前からファーストチョイスで抗癌剤やらないんやで。美味しいもん食べて、余生を送る。ただ、患者の家族がやってくれって言ったらやるんや。欧米で抗癌剤やるとき、必ずお医者さんがどれくらい生きる言うんや。日本のお医者さんだけ、皆さん癌になったことないから、そのうち丹羽先生の言うてたこと思い出してな。

 とにかくね、ご主人が末期癌になるやろ。奥さん必死なんや。抗癌剤も苦しいやろ。大学行くやろ。大学の先生に「先生、うちの父ちゃん、ここで抗癌剤やって、病気の父ちゃん助かりますか?」ってやるんや。「やってみないと分からん、70%の確率です」みんなこれやるんや。嘘言うな!みんなこれ分かってるやないか!

 膵臓癌は6ヶ月から10ヶ月で死ぬんですよ。胆のう癌、胆管癌は10ヶ月から1年半で死ぬんやと言うてやらなあかんのや。やってみないと分からん、70%の確率なんて。そりゃ、家族助かってほしいですよ。抗癌剤しかないなら、みんなやります。お医者さんの無責任な一言でね、毎年何万人の末期ガンの患者さんが全部抗癌剤で苦しんで死なんでいいのに死んどんや。

 これはね、欧米は家族が抗癌剤やってくれと言えばやりますけどね、必ず家族に言うんやで。「おたくのご主人は、抗癌剤をやって、あと3ヶ月で死にますよ。こうこうこれだけの副作用が出ますよ」と言うんや。日本のお医者さんだけ言わん。

 ただ最近ね、がんセンターの中であまりにポンポン死ぬからね、膵臓癌だけは言い出したな。余命3ヶ月か半年かね。言うて、また抗癌剤やるんや。おい、3ヶ月か半年で死ぬこと分かってるならやるなよな。余命1ヶ月ぐらいまでやってるわ。何もすることないから抗癌剤でもやりましょうかっていい加減にしろって言うんだ。大体な、私の考え方お分かりいただいたと思います。

▲TOP

 

 

抗癌剤第一号は第二次世界大戦中の毒ガスである

 面白い話があって、一昨年はリビアのカダフィ、去年今年はアサドな、シリアのね。あの連中ね、なんでNATOの軍隊が恐がってるかと言うとね、あいつら”マスタードガス“という毒ガスを600トンぐらい抱えてるんや。これね、パリの上空に持って来て撒かれたら、フランス人半分ぐらいかたわになってしまうんや。ビクビクしとんや。

 この”マスタードガス“の話だけどな、第二次世界大戦中ね、全世界が巻き込まれて大騒動した。日本はね、銃剣持って、日本刀振りかざして突撃する。ダアーッというね、チャンチャンバラバラして殺し合いする。白人はね、チャンチャンバラバラしたら、一発で逃げてしまうんや。彼らは自分の体使って殺し合いするのを止めた。何か言うたら、機械使う。化学兵器を使ったり、飛行機飛ばしたりね。チャンチャンバラバラ大嫌いなんやね。

 早い話、毒ガスや。アメリカ軍とドイツ軍は第二次世界大戦始まってから、毒ガスのぶつけ合いやったんや。アメリカの政府はエール大学いうとこにね、ギルマンという教授を班長にしてね、毒ガスの大きな研究用の実験室作って、本格的に毒ガスの開発やり出した。
 このギルマンさんはね、ガンの研究家でね。ええか。悪性リンパ腫のリンパ腺の腫れあがったガンのネズミをいっぱい飼っていた。ある日、ギルマンさんがネズミ小屋行ったんや。悪性リンパ腫のガンのネズミのリンパ腺の腫れがパーっとひいてるんや。おかしいな思ってね、ギルマンさんね、よう調べてみたら、毒ガス研究棟の毒ガスが下水管通ってネズミ小屋に流れていたんや。それで、「わあっ、ガンには毒ガスや」と出来たのが、抗癌剤第一号『ナイトロジェンマスタード』なんやね。

 今ね、医学部の教科書、お医者さんのガンの手引書“抗癌剤”ってひくぞ。何百いう抗癌剤が出て来るね。歴史的に一番古いのから出て来るんや。全部で一番初めに出て来るね。『ナイトロジェンマスタード』アメリカで使われている悪性リンパ腫の特効薬。第二次世界大戦で盛んに使われた毒ガスということが書いてある。ええか、抗癌剤第一号が毒ガスなんやぞ。

 

 

▲TOP

 

縮小効果より延命効果を

 昔、75、6歳の田舎の胃ガンの末期のおっちゃんが来よってね、わしの話聞いてね。
 おっちゃんいわく、「先生、私のお医者さんは優しいお医者さんで、『おじいちゃん、痩せてるからね、一番優しい抗癌剤を使ってあげよう。
 量もお年やから副作用が恐いから、若い人の半分ぐらいにしてあげる』」ってやってあげるって。

 

 「おじいちゃん、良かったな。おじいちゃん、それ飲んでね、ムカつかない?ご飯食べられる?「どうもありませんわ」「ああ、そう。そうしたらおじいちゃんね、おじいちゃんにも効いてない。ガンにも効いてない。あんたが苦しんだら、ガンも苦しむ。ガンが苦しまんかったら、おっちゃんにも効いとらんのじゃ」おっちゃんが苦しまなかったら、ガンにも効いとらんのじゃという笑い話でございます。抗癌剤のメカニズムはそういうことでありますから、皆さん、そこんとこ、よう間違わんように。

 それでね、あとな。さっき言うたように、ガンは抗癌剤で小さくなるんだぞ。それは縮小効果。人間ね、縮小して苦しんでね。生きないかんのや。延命効果と縮小効果は関係ないんや。縮小するのはありがたいんやけどね、延命効果なかったら、何もならんのや。

 それで、昔ね。前のわしの講談社の『がん治療「究極の選択」』の189頁、“カーニー博士による、もう抗がん剤から撤退すべき”という論文が出たんやな。私と同じこと言うとる。カーニーさんいうたらね、アイルランドのガン学会の大ボスで、大学の教授。私と一緒に同じように、ヨーロッパのガン学会で「抗癌剤止め、止め」とやった。彼はね、どんな根拠のもとでそんなこと言うてるかいうとね、アイルランド言うたら、イギリスでね。日本でこんなことやったら弁護士にひどい目に遭わされるような。

 イギリスはね、北アフリカで連れてきた黒人や、ヒスパニックの患者を使ってやるんや。それとモルモットでテストやるんや。そういう黒人を捕まえてね、肺ガンを手術して再発した患者さん千人。まずメリケン粉飲ますんや。何も入ってないんや。何もせんかった患者さんが来るやろ。  
 メリケン粉の治療で、毎日来るんや。状態が分かるやな。今度は千人にイレッサという抗癌剤飲ますんや。メリケン粉飲ました千人と、イレッサ飲ました千人と、どう変化するかだ。メリケン粉飲ました千人はどんどん悪くなって、ガンが大きくなったんや。当たり前やな。今度イレッサを飲ました患者さんをね、千人中六百人が、4週間以内にガンの大きさが2分の1に縮小したんや。縮小効果があったんや、ええか。今度はどんだけ生きたか延命効果をみたんや。メリケン粉のほうは平均5・1ヶ月で死んだんや。

 イレッサ飲ました患者さん、平均5・6ヶ月で死んだんや。皆さん、5・1- 5・6、15日の違いやぞ。ところが、イレッサのほうは千人中六百人が縮小効果、4週間以内にガンの大きさが2分の1に小さくなったんだぞ。メリケン粉はちょっと大きくなったんや。何でね、もうちょっと生きないんや。15日以上。ほとんど変わらんのよ。当然、苦しんで死ぬんなら、15日の違いなら抗癌剤止めておけというのが常識やけどね。この延命効果の無さが不思議なんや。これが抗癌剤の空しさなんや。

 

 皆さんね、わしが小学校の頃ね。抗生物質も無かったんや。化膿して手の甲にばい菌が入って腫れ上がるやろ。今は抗生物質で2、3日でパッとひくけどね。昔はどないして治した?人間の体の中にはね、今言うてる免疫細胞というのがあってな。リンパ球の中にNK細胞が元気だと、カビやばい菌を叩き潰してくれるんや。自分の体をカビやばい菌の侵入から守るのに非常に大事な免疫細胞がおった。
 昔は肺炎にかかるやろ。そしたら6週間会社、学校休むんや。それでね入院させて、旨いもん食わせて、休養させて、肺炎のばい菌と闘う免疫細胞を元気にして、ええか、それで、肺炎のばい菌を叩き潰して、6週間で退院と。今やったら1週間とかで退院するやろ。抗生物質打ったらね。自分の免疫力、自然の治癒力を利用しとったわけね。それしかなかった、昔はね。

 皆さん、抗癌剤やるぞ。確かにガン縮小するね。バーンとね。ただね、免疫細胞が全部死んでしまうね、ババーンとね。だからね、免疫細胞をカビやばい菌みたいにね、ガン細胞も叩き潰さんけど、ある程度ガン細胞も叩き潰してくれるんや。その一番強いガン細胞を攻撃する免疫細胞が抗癌剤で死んでしまうから。結局ね、死ぬのはほとんど変わらんぞと、こうなるわけです。これがね、抗癌剤の空しさやね、分かった?

 僕はね、まあね、今、皆さんもフコイダンに何とかで、抗癌剤や化学薬品、ステロイドが恐いって分かってるからな、いいんだけど。健康食品飲んでるね、漢方薬ね。まあ言うたら悪いけどね。

 今の日本の医学の悪いところね、西洋医学はね、バチっと効くんや。縮小効果あるんや。ババーンと攻撃するけどね、やっぱり副作用出るんや。今度、漢方、健康食品はね、皆さん、いっぱいやってると思うけどな、ここへ来られた方は特にね。副作用無いんや。無いけど、やっぱり効きが悪いわ。これね、自然のね、法則でね。

 

活性酸素と病気のしくみ

 昔、私が診察しとるやろ。患者さんが来てね、「先生、近所のお医者さんがこんな紙くれました。どうしましょう?」「なんじゃ?」「コレステロール、中性脂肪が高い言われた。お肉を食べるな。ご飯を控えなさい言われた」と。
 「丹羽先生は化学薬品、あんまり飲むなということですが、こんだけ薬出ました。どうしましょう、どうしましょう」ということや。あのね、コレステロール、中性脂肪、これね、結論。日本人のコレステロール、中性脂肪の厚生省の定めた正常値がね、ちょっと低すぎるんや。流行ってないお医者さん、患者さんを病気にして、健康保険利かしてね、患者増やしてね、お金稼ごうと思ったらね、皆、高コレステロール血症いうたら、10人中8人が患者になってくれるわけ。もうちょっとコレステロールの正常値あげな、あかんのや。みんなあれに入っちゃうんやね。
 昔からね、コレステロールなんかいくら高くてもね、ちっともね関係ないよと。中風、心筋梗塞、ちっともならんと。脂の専門家でね、八木國夫先生ってね。僕より10年年上でね、もう死んじゃったけど、名古屋大学の生化学の偉い先生が居る。

 ちょっと、ガンの話しから離れるけどね、白井社長が話していた活性酸素ね。これね、非常に新しい学問でね、僕は40年ぐらい前にアメリカに行って習ってきて。おもしろいなと色々研究してね。日本では、国際学会で初めて医者として”活性酸素“これを叩き落とすSODをね、医学界で病気治療に実際応用したのは、私が日本で世界で初めてなんや。

 活性酸素というのは、どんなもんかと言うと、今は環境汚染で問題になっとんだけどね。元々、環境汚染関係なしにね、神様は人間や動物を創られたときにね、「お前達は、恐ろしい化学薬品なんか要らんのや」と。カビやばい菌が体に入ってくるやろ。こういう酸素(O2)がマイナスにチャージする(O2−)。大体、カビとかばい菌はプラス。発生期の酸素で、非常に力受けるんや。カビやばい菌が入ってくると、この活性酸素が、細胞の膜とかミトコンドリアを食べちゃって、入ってきたカビやばい菌と結合するんや。それで結合したカビやばい菌を溶かしてくれる。

 元々、神様が人間や動物にカビやばい菌が入ってきたときにね、自分の体を守るために与えられた刺激ある酸素なんや。出来すぎて、カビやばい菌が死んでしまう。ドンドンドンドン活性酸素が出て来る。相手が無いから、自分の細胞の壁、血管の壁とぶち当たって、自分の体とね結合して、自分の体を溶かして、自殺行為になるんや。出来すぎたらな。

 そこで、体の中にはね、SODとかなCatalase とかいう酵素があります。うまいこと出来てます、人間の体はな。Vt ? C、E、A、こういうビタミンがあります。活性酸素が出来すぎて、人間の体を今度攻撃し始めたら、SODやVtがこれを取り除いてくれると、うまい仕組みが出来とったんじゃ。この仕組みが崩れたのが1970年、ええか。1970年は環境汚染が飽和状態になったんじゃ。色んな環境汚染物質が出てきてね。色んな病気が出てきたと。色んな環境汚染の最終産物として、この活性酸素をどんどん出したんや。

 今まではね、その昔は、カビやばい菌が体の中に入ってくると、この活性酸素がカビやばい菌を溶かしてくれると、結合してね。自分の体を守ってくれた。これがね、カビやばい菌を溶かした後、出来すぎて人間の体を攻撃し始めたらね、SODとかCatalase とかいう酵素が体の中にあって、これが出来すぎた活性酸素を取り除いてくれたんや。うまいバランスが取れとった。これが昔の良き時代やったんじゃ。

 

環境汚染が活性酸素を増加、体を攻撃

 ところが、今から40年前からね、環境汚染がドンドンドンドンひどくなって、この活性酸素がね、色んな環境汚染物質をメチャクチャ作り出した。それでね、神様が与えられていたSODやCatalase、今までは体の中に出来ていて、活性酸素が増えて、体を守ってくれただろ。体んなか違うんや、体の外の環境汚染物質がボンボンボンボン活性酸素出してね。これがムチャクチャね人間の体を外から攻撃しとる。皮膚を攻撃してね、アトピーが治らんなった。体んなか入ってきて、細胞の核の遺伝子を傷つけて、ガンの数が増え出した。リンパ球を傷つけて、膠原病、難病がドンドン出だした。こういう異常な時代にね、環境汚染と化学物質が活性酸素をドンドン出し過ぎて、もう手がつけられなくなって、SODやねCatalase、神様から与えられたこんなもんじゃ足らなくなって、病気がドンドン出て来たという話なんじゃ。

 だから、皆さんね、私の開発した、本当はSODというのは酵素でね、牛の赤血球から作って、僕もね40年間からフランス行ってね。厚生省持って行って、SODの注射を医薬品にしようとやったんだ。ところがね、”狂牛病“って出たでしょ。ヤコブ病ね。
 あれね、日本で一番初めに知ったんは、私なんや。フランスでね、SODの注射作りよった。政府から製造中止の命令が出た。何でか言うたらね、今から40年前のフランスで牛がくたばって、歩けない牛がドンドンドン出て来たんや。おかしいな?思って調べたら、どこも悪くないんや。それでね、解剖したらね、脳神経から脊髄に掛けて、ボロボロになってるんや。虫食い状態にね。それで調べてみたら、本当に小さいね、プリオンいうマイクロウィルスがね見つかって。プリオンいうマイクロウィルスが牛の脳脊髄を食ってしまうんだ。それでボロボロになって、牛が動けんなって。それが見つかって、それが狂牛病。

 だからね、当時、日本でね、レアの肉を食った外国から帰ってね、レアな肉が好きなやつに、時々おったな。脳外科行っても分からんのよ。脳脊髄ね何とか症候群という名前付けてね。プリオンだな、あれ皆。牛を生で食ってね、そのマイクロウィルスが体のなか入ってくる。それで、プリオンが出てきてね。牛の血液から作った薬は一切製造中止ということになった。それで、SODの注射が出来なくなったんじゃ。
 でも、しゃあないから、SODじゃないけどね、SODと同じように活性酸素を落とすね、薬の認可取ってないから食品、“SOD様作用食品”を作って、活性酸素を落とすようにしたのが私なんや。僕は元々、牛の血液からSODそのものの注射を作ろうとしてたんや、そういうこと。SODが活性酸素を落とすというのが、一番の防御方法なんや。

 それで、この活性酸素がね、どんな化学物質が付くかいうたらね。僕はね、30、もう40年になるかな。島根の臨床血液学会でね、初めてね。

 ゴルフ場、みかん畑でばら撒くね。農薬、除草剤、グラマキソン、これが活性酸素を出してね、草枯らす。ただね、活性酸素発生して草枯らすだろ、撒いてる人間、自分嗅ぐわけじゃ。自分が活性酸素にやられるわけだな。
 それからね、スミチオン系の殺虫剤、バンっとばら撒くと、活性酸素出して、虫殺すんや。撒いとる人間、自分嗅いで、活性酸素に自分やられるわけじゃ。こういうものを挙げて、こういう農薬、殺虫剤はね、虫や草を枯らすけど、人間もやられるぞということを警告してたわけじゃね。

 それは37、8年前ね。それから、13年、20何年経ってね、世界中の学者がね、環境汚染がひどくなってね、みんな活性酸素と言い出した。昔は私、一人でやってたんだな。20数年前から世界中の化学者が活性酸素の研究をやり出してね。もちろん、農薬、殺虫剤もね、活性酸素を出す元凶になるけどね、これはマイナー、原因は少ない。一番の原因、環境汚染物質で活性酸素を出してね、人間の体を攻撃している超大物。決まり、農薬、殺虫剤でなしにね、世界中の学者で一致したね、NOx。こういう化学物質が活性酸素をドンドン出す。そして、人間の体を攻撃する。NOxって何や?

 皆さん、中学、高校で習った時はね。xは2、二酸化窒素。ほとんど2だけど、たまに1、3、5になるから、代用してxと書いてる。これね、具体的にこんなこと言うても、皆さん分からん。
 これね、油。脂肪じゃない、鉱物の油を燃やした原油の中に出るんや。
 これが活性酸素、バンバン出す。皆さんね、東京都内であろうと、横浜郊外であろうとね、北関東であろうとね、大阪であろうと、日本中。都会はね、窒素酸化物の渦なんじゃ。ガン、膠原病、アトピーが多くならないのがおかしい。

 油ってなんだ?ガソリン、思い出したね。煙、自動車の排気ガス。それからね重油。重油を焚いてもね、窒素酸化物がいっぱい出る。重油は何が焚くか?ダンプカーが焚く。それからね、製鉄工場。川崎の製鉄工場なんかもみんなな、石炭取れんようなったら、重油焚いてるやろ。それから、石油化学コンビナートや。そこらの町工場もね、昔は石炭焚いていたけど、24、5年前から炭鉱がダメになったろ、閉鎖して。そこらの町工場も重油焚いとるわ。

 だからね、もう、平たく言うとね、2トン車ダンプカーの排気ガスね。工場の煙突の煙と言うたら大体間違いない。こりゃみんなね、重油を焚いて、窒素酸化物を出して、ね、活性酸素を出して。アトピーの皮膚を傷つけて、アトピーが治らん。体ん中入ってきてね、細胞の核の遺伝子を傷つけて、ガンが出る。膠原病が出る。まあ、そういうことで、日本中、世界中、文明国、文明都市ではね、ガン、アトピー、膠原病が起こってる。起こらんほうがおかしいという状態になってきた。こういう時代においてね、牛の赤血球からねSODの注射が出なくなったからね。私の開発したSODを飲んで、全国の皆さん、老化現象も出るし、色んな難病にも罹るから、まあ気をつけてくださいということ。

 

 

『活性酸素』と『脂』が結びつくと

 今、言いかけた活性酸素ね、大体分かったね。これが、大事なのが、コレステロールの話だぞ。これがね、ちょっとガンの話と違うぞ。

  活性酸素 + 脂 → 過酸化脂質

 活性酸素が脂とくっつくと、脂が酸化してね、過酸化脂質になったと。あのね、活性酸素は非常に力が強い。過酸化脂質は力が弱い。もう一つの特徴、活性酸素は力が強いけど、出来たらあっという間に消えてしまう。過酸化脂質は力弱いけど、白い濁った脂で、体ん中で出来たらね、腎臓からおしっこになって出て行かない。いつまでも体ん中にあって、これね、へばり付く性質があるんや。組織や臓器の壁にへばり付いて、中へゆっくりとしみ込んでいって、1ヶ月、2ヶ月じゃないんだ、1年、2年、3年経って、組織や臓器の中にビャーっと入っていく。本当に体に悪さしてる。

 活性酸素はもの凄い力強いけど、あっという間に消えてしまうからね。やられるのは組織の表面だけなんや。過酸化脂質は中に入ってくる、非常に癖の悪いやつね。
 ここに滞在する脂。コレステロール、中性脂肪。この過酸化脂質の研究で世界bP、私より10歳上の八木國夫先生。名古屋大学の生化学の教授、亡くなったけどね。この人が一緒にご飯食べに行ってね、教えてもらった。僕が言うてるんじゃないよ、八木先生ね。

 「丹羽君な、コレステロールに中性脂肪、日本中でアホな医者がね、怖い怖い怖い怖いって病名付けるけどね。こんなもの何の関係もないんだ。コレステロールに中性脂肪、機械で計れないぐらい高い人、70、80のね、じいちゃん、ばあちゃん。なーんにも関係ないと。症状出ない。 
 コレステロールがね、活性酸素で酸化されて、過酸化脂質が出来る。初めて悪さをする。ええか、組織や臓器の壁にへばり付いて、中にしみ込んで行く。血液の中で、活性酸素がコレステロールを酸化するぞ。

 白い濁った脂、へばり付いた。どこへへばり付いた?血管の壁の内壁にへばり付くんや。中へしみ込んで行く。血管の壁の内壁から血管の中ずっと入っていくやろ。な、壁の中にね。そいで、1年、2年、3年経って、血管の壁を中からゆっくり傷めてくるわけや。それが頭の血管で起こったら、中風。心臓の血管で起こったら心筋梗塞なんや、ええか。脂、これだけ何ぼあっても構わんの!活性酸素と脂が結合して、過酸化脂質が出来て、初めて悪さをするんだ!」と。「丹羽君、コレステロールが何ぼ高い高いって、放っとけ、放っとけ」といつも書いてくれた。
 「問題は過酸化脂質が出来るか、出来んかだ」と。「だから、過酸化脂質を計れ、計れといつも言うてた。コレステロール、中性脂肪が高くても構わん」
 だから、皆さんな、コレステロールが何ぼあっても構わんの。過酸化脂質がいかんのや。よくね、今から25年前や。25年前からもっと前からやってるだろ。いつも言ってたのはね、コレステロールが高い高いって患者さんが来るけどね、お医者さんから何が出ても、何にも効かんって悪口言ってたけどね。25年前からね、皆さん、こういう薬が出来たんや。ガンの話と逸れてごめんなさいね。

 “mevalotin ”これはね、今までコレステロール、中性脂肪に何も効かんかったのが、バチーンと効きだした。パーン。わしもね、こういうところでスピーチする内容を変えないかんと思った。
 そうしたら翌年の春ね、厚生省は毎年ね、前の年の薬の副作用情報を集めて、春に発表するんだ。3月4日だったかね、朝日、毎日、読売、日経、5紙新聞の第一面の左の上に全部出た。何十という薬が槍玉に挙がってね。副作用情報、な。それ見よったら、これが出て来るんだ、この字がね。
 “mevalotin ”は、去年初めて使い出した薬で、まだ数は少ないけどね、よう効くと。厚生省の調査で分かったのだけどね、コレステロールがバチっと下がるけど、まだ使いだして、あまり使われてないけど、34人が急性腎炎になってくたばった。アホな。やっぱり効く薬は怖いな思ったわけじゃ。ガンたたいたら、人間の正常な細胞やるんや。

 それで、コレステロールはね、肝臓の細胞が作るの。“mevalotin ”でね、肝臓の細胞たたくわけや。コレステロール下がるね。そうしたら、腎臓やられるわけや。それね、体のね自然の法則よ。漢方薬、副作用ないやろ、何でや。効かんからだろ。どっかやったら、どっかやるわけじゃ。これがね、西洋医学のね薬のね法則やろ。

 僕は、そういうことでね、漢方薬は効かん、副作用はないけどね。それじゃあかんのや。子供が亡くなって30年。何かね、漢方的なものでね、もうちょっと効くもんはないか。もちろん副作用無しで、効くやつが無いか?それを必死になってやってきてね、まあ、この30年でね、丹羽療法というのを確定して、もうね西洋医学でどうにもならん、余命3ヶ月、進行ガンの末期ガンが10人来る。7人はね何とか生き、例え死んでも、3ヶ月で抗癌剤の副作用で苦しんで死なずに、2年3年苦しまずに生きて死ぬと。10人中1人か2人はかなり仕事に社会復帰が出来ると。そういう治療法が確定した。

 副作用の無い漢方的な薬をね、大体ね漢方なんて何で効くか分からんのや。一つだけ私が辿り着いたね、この数年のね、素晴らしい薬がある。
 さっきの“mevalotin ”この薬、今は名前は無いんよ。何でか言おうか。特許が15年続くんや。それからね25年前に出来たから、今から10年前に特許が切れたんや。製薬会社がね、潰れたって構わないから、皆、作り出した。20社ぐらい製薬会社がね、これ作ってる。
 自分の会社の名前付けてるからね、もう“mevalotin ”いう名前はほとんど見えない。
ただね、コレステロール、中性脂肪が高くて、医者が薬くれるやろ。効いたと思ったら、これですわ。私が言いたいことは、出来たらいかんのは過酸化脂質だぞ、脂は関係なんだぞ。コレステロール、中性脂肪ね。“mevalotin ”飲んで、脂たたいても、過酸化脂質出来ないぞ。でも脂が悪さしとるのと違うのだから、過酸化脂質が出来んかったらいいんじゃ。“mevalotin ”飲んで、脂たたいて、腎臓やられるよりもね、そんなアホなことするよりもな、活性酸素たたいたほうが過酸化脂質出来ないんじゃ。僕は、コレステロール、中性脂肪の高い人には“mevalotin ”なんか出さない。これの類似品も出さない。何や。SOD、アオバのSODを飲んでもらってね、活性酸素たたくんや。

 過酸化脂質が出来て、中風、心筋梗塞なるやろ。痛風、心筋梗塞の中で、脳の血管が詰まって起こる中風があるんや。脳血栓、脳梗塞。これ一遍やるとね、勘弁してほしいのに再発するんじゃ。大抵やる。僕はね、脳血栓、脳梗塞、血管が詰まって倒れた中風のおっちゃんにね、大体SODのスティックね、大袋と違うぞ、小さい袋ね(3g)大体6包から、倒れた人は15包ぐらい飲ませます。
 それでね、脳血栓、脳梗塞で倒れた人はね、SOD15包飲ますぞ。大(9g)で5包ですね。40、50人おるけどね、再発した人、1人もないわ。“mevalotin ”みたいな怖ろしい薬飲んで脂たたくよりも、SOD大量に飲んで活性酸素をたたく。過酸化脂質出来ないんや。それで、自分を守りなさい。

 皆さんの中でね、コレステロール、中性脂肪が高いと、まだ中風なってないよ。心筋梗塞なってないよ。中風なるぞ、心筋梗塞なるぞとお医者さんに脅かされている人はね、皆、“mevalotin ”出されるから。これの類似品をね。こんなもの飲まずに、SODを15包も飲まんでええけんね、5つか6つぐらい飲んでおけや。1つ多めにね。普段はね3つか4つでいいですわ。ちょっとコレステロールが高い人は6つぐらい飲んで、活性酸素をたたいて、過酸化脂質を作らんようにしましょう。というのがね、一般の健康講演であります。白井社長、こんなことしゃべらずに、ガンのことしゃべれ言うけどね。ちょっとご参考までにね。

 

 

丹羽療法の治療内容

 最後、ガンの話いくぞ。僕ね、色んな薬持ってるんだけどな、ガンの薬ね、色んな薬がありましてね。一番効くのが“冬虫夏草”これは後で言うからな。入院して帰った患者さんは知ってると思うけどね、うちはね、入院して来るとね、世間で言う温熱療法やな。石の玉のお風呂に入るんや。3分も入ったら、血管がガブガブ言い出して、血流がサーっと良くなる。これに入りまして、入浴法。
 それからね、滅多に聞けない面白い話しがありまして、成分尿療法。今から20年ぐらい前、流行った。尿療法、割と効くんや。
 小学校5年生の時、親父が言うたな。京都に谷口医院というのがあってな、泌尿器科。ドイツのね、神聖ローマ帝国、当時な。じいさんが膀胱癌になってね、手術も出来ん。それで谷口医院に来たんじゃ、京都のね。ようなって帰った。
 何した?おしっこを採ってね、毎朝ね。それを丸めて丸薬にして薬飲ますんや。それ以来、尿療法が一世風靡したんや。効くんやぞ、これ。何でか?動物はね、ええか、ガンも無ければ成人病も無い。死ぬのは寄生虫の感染か老衰で死ぬんや、動物はな。動物はね、ガンに効くもの、膠原病、難病に効くものをね、体のね、免疫細胞組織が作るんやね。人間だけはね文明化されて、火を使う事を覚えてね、化学調味料を作り出したと。

 折角、自分の中に出来たガン、膠原病に対する、抵抗するね免疫物質がね、おしっこに出てしまうんや。動物だけは出て行かんから病気にならんのや。それ確かなんや。だからね、おしっこに出た尿飲め言うんだ。だから、効くわけじゃ。本当に効くん。
 ただね日本でね、臭いし、排泄物でしょう。飲むもんじゃないんだ、あんなもんは。だから、ガン、膠原病、難病に効く免疫物質だけを含んだ成分だけが出たら困るわけや。あとは出たほうがいいんや。だから、それだけを取り戻したらいいんだ。

 僕はね、自分でねガン、膠原病、難病に効く免疫物質が入ってるな、おしっこの中の比重、分かる?比重のもんだけを取り出す器械を作って、入院患者さんに、朝ね一番に出たおしっこ200tぐらい持ってこさせて、そん中から比重の重さで分けて、免疫物質だけを含んだおしっこを10tぐらい分離して、飲ますと臭いも何もない。みんな飲む。尿全部飲まさんから、“成分尿療法”有効成分含んでるもんだけ、分かる?これ、私の治療な。

 アガリクスもSODと一緒。焙煎、発酵、油剤化するとね、大豆やハトムギ、SODが効くようにね、アガリクスもね何倍か効く。アガリクスも効く成分入ってるんだぞ、β ―glucanね。それから、H T T は、茯ぶ くりょうごおう苓牛黄(ぶくりょうごおう)、檳榔大黄(びんろうだいおう)、食滑石(かっせき)、Harpago(カラハリ砂漠産)。それから、ビワの種ね。“BWS ”ガン患者さん、飲まされとるじゃろ。びわのseedだ。これ、ビワの種が安いんじゃ。みんな必ず飲まされとるね。試しにね、例えばね、千人の患者さんが飲んでるやろ。50人ぐらい、ちょっと2、3ヶ月で止めてみるんじゃ。ガンのマーカーが高くなる。

 やっぱ効いてるのや。Tecoma ipeMart-TIM、オンコいうのは、なかなか手に入らんのじゃ。
 秦の始皇帝が昔、不老長寿の薬をね、中国全土を回って探して、探してきたのがこれなんじゃ、紅豆杉(こうとうすぎ)。これね、ガンに本当に効くんや。

 化学物質タキソール(taxol)が入っとるんや、天然の。中国政府がね、囲いを作って、軍隊を配置して、もう取れないんじゃ、今ね。中国の政府が何十倍もの金でね輸出してるんや、政府通して。俺ら、そんなもん買えないからな。
 政府のな下級資格にな、ちょっと金つかますんや。夜中のうちに盗み取らすんやな。それで安くもらってくる。
オンコというのはね、潰瘍性大腸炎なんか、ものすごい効くんね。これだけで治るわ。凄い!

 

 

内服薬“冬虫夏草”が何故効くのか

 最後にね、一番、私の丹羽療法の基本はね、大体、漢方薬は何で効くか分からんのじゃ。行くぞ“冬虫夏草”、東北の放射線漏れのこと、遺伝子のこと話して終わるからな。

 “ビワの種”昔からビワのお灸とかしてたんや。確かにええもん入ってるんや。何で効いてるか分かるか?ビワの種ってね、“Amygdalin ”というのが大量に入ってるんや。食べて体のなか入ってくると、HCNになる。これ何だ、シアン。青酸カリなんか大量に飲ますとな、人間死んでしまうぞ。
 ガンも死ぬけど。化学薬品じゃない、天然のビワの種や葉っぱん中に入っとるね、こういうシアン、怖ろしい化学物質。抗癌剤なんかもいっぱい入ってる。化学薬品のきつい化学物質はね、入れるやろ、ダイレクトにね、ガンにも行くし、人間にもバーンと行くし。副作用で殺してしまうんだな。

 天然のものはね、面白いぞ。ガンがパパッと出て来るやろ。その時だけ、青酸カリを有するんや。人間が副作用でやられると、パッと元に戻るんや。それで無害化される。またガンにね必要になると変化する。変幻自在にね、体の中で、必要な時に青酸カリが出て、危ないと思ったら、パッと元に戻ってね、安全形に戻ると。変幻自在に変化するわけじゃ。
 だからね、本当に効くね漢方薬は、科学的根拠があって、効くときには活躍して、危ない時に元に戻ると。だから“ビワの種”は効く。1ヶ月1万円な。メチャクチャ効く。しかもそのままじゃ効かんの。焙煎、発酵、油剤化して、SODと同じ加工して飲まして、抜群に効くと。

 次行くぞ、僕の最後の“冬虫夏草”ね。
 人間の体、全てね、遺伝子から出来てる。遺伝子の構造式ね、皆さん、どうせ学生時代、居眠りばっかりして授業なんて聞いてなかったと思うけど、こんな亀の甲書いたら、ややこしいと思うけどね。A、C、G、T、この差で決るわけや。まあとにかく、ややこしいけどな、A、C、G、T、4つの構造式ある、覚えておけな。

 馬だろうと、人間だろうとね。遺伝子の基本的な構造ね。五角形なんや。アデノシン言うて、遺伝子の基本的構造。さっきのA、C、G、Tと色んなものが付いてきて、変わってくるわけじゃ、構造式がね。それがね、折り重なって、A、C、G、Tが色んな順番で重なってね、何万、何十億と連なる。それでね、地球上の何百億のね動植物の性質が決るわけや。面白いやろ、非常に複雑。神のみぞ知るでね、わしら分からんわ。それが最近、機械で大体解析出来だした。この人はこういう遺伝子ね。植物はこういう遺伝子ってね。

 Hのところに放射能、原子爆弾がね。放射能そのものは何か知ってるか?活性酸素そのものなんやぞ。活性酸素でね、2番目に強いO H -( オーエイチラジカル)というのがあるんや。これを発生してね。
 要するに、最後にね、放射能はこういうエネルギーでもって、水素と酸素からOH ・(オーエイチラジカル)いうね、2番目に強い活性酸素を発生すると。これが放射線のな破壊、活性酸素そのものよ。活性酸素(OH ・)を発生して、細胞の核のDNAを破壊し、生物の死、あるいは発癌をもたらす。

 Hのところにね、放射能が発生したOH ・、活性酸素がここへ(H)くっつくんや。そうすると、HとHで水が出来るやろ。H2Oが出来る。ここが抜けてしまうんや。それで細胞の核の遺伝子が崩れる。それで人間が死んでしまう。遺伝子のHを抜いて、細胞を破壊して、人間を殺す。これが放射能の破壊作用。
 だから、放射線の治療なんて、何もないんやで。何が効く?SODしかないんや。掛かったと思ったときにね、SODの箱ね2つか3つ、毎日食べる。本当のところはもうこれしかない。東北の震災ね、将来、白血病になる、SODバンバン食べるということです。

 それでね、僕の一番使ってるガンの薬でね。“冬虫夏草”というのがある。
 あれはね、今世界でね、中国で出来るね漢方で、唯一ね、漢方薬が本当に科学的治癒が分かって、外国でも認められてね。本当に使って効くという漢方薬は“冬虫夏草”だけなんや。ただね、中国でもね、いっぱい売れとる。
 30年前からね、1ヶ月が40万円ぐらいするんや。ほとんど偽物。ちょっとは効くけどな。一番効くのが1つだけ。チベットの山奥のマイナス70度。農民が行って、両手分ぐらい取ってくるんや。行って帰ってきたら、手の甲血だらけ。マイナス70度、凍傷になる。そういうとこ行って、草取ってくるんやな。それがね、一番効く。
 唯一の“冬虫夏草”もう値段がね、昔は1sが40万円ぐらいしとった。去年からね、1s140万円ですよ。本当に副作用無しに、本当に効くこと分かったから、アメリカの製薬会社が村全体を買い込んで、もうよそに出さない。それで、お百姓さんがちょっとちょっと盗んで来てくれるんや。そういう状態で一番効くのが、“冬虫夏草”チベット産ね。国産、これはイカン。キノコの菌があるんじゃな。
 それがね、昆虫に寄生して、サナギタケにいた死んだ昆虫を栄養にして生えて来るんや。それが“冬虫夏草”母体はね昆虫。そこにキノコの菌が付いて、昆虫が死んで、昆虫の死体を栄養にして菌が育ってきて、それが“冬虫夏草”。
 コルジセピンが有効成分。今から4 百年ぐらい前から、“冬虫夏草”の有効成分がコルジセピン、アメリカ人が付けた名前なんじゃな。

 “冬虫夏草”のことをね、Cordyceps sinensis(Berkeley) Saccardo。遺伝子と構造式がほとんどそっくりやろ。
どこが違う?全部一緒やろ。“冬虫夏草”の構造式1 ヶ所、Hが遺伝子はOHに変わっとる。遺伝子とそっくりなんや。何で効くか? “冬虫夏草”人間が飲むやろ。体のなかに入っていく。
 一部、遺伝子のところまで到着するわけや。遺伝子、どんどん新陳代謝で増えていくやろ。その時、そっくりやろ。
 ガン細胞の遺伝子がこれを取り込むんや。遺伝子が増えていくやろ。途中で気が付く。「あっ、しもうた。これちょっと違うもの入れたぞ」そこでガンの進行がストップする。こういうメカニズムでね、本当に効くの。

 

 
 

 

引用・参考文献

『アオバ新聞特別増刊号 7 』 より掲載
(株)AOAアオバ

会員用学習資料【100】  
   
 
ハーモニーライフ
 
只野富士男
ブラッシュアップ
2013.6.3

 ハーモニーライフ
お問い合わせはlaboratory@harmony-shop.info
Copyright (C) 2005-2008 Harmonylife All Rights Reserved.
〒329-2161栃木県矢板市扇町2-1519-53
TEL&FAX0287-44-3155 090-9680-8590

▲TOP